先日、身内に不幸があり子供たち(中学生・高校生・大学生)の数珠がなく慌てました。
訃報は急なことがほとんどです。前触れもなく突然に連絡がきます。
身内の葬儀なので数珠を持たずに行くわけにはいかなく、慌ててお葬式用の数珠を探した経験を踏まえて、数珠を売っている場所や数珠を用意するタイミングをご紹介します。
数珠の購入場所と売り場
急なことで慌ただしく支度をしないといけない中、数珠を買いに走るのは大変です。
数珠を買いに行くためにかかる時間を考えて、どこに買いに行くか決めて動きましょう。
必ず数珠を売っている店
- 仏具店
- 百貨店
- 紳士服専門店(洋服の青山、はるやま、AOKIなど)
仏具店では数珠を販売しています。
百貨店は、フォーマルウェア売り場、もしくは仏具売り場に行けば数珠を販売しています。
洋服の青山やはるやまなどの紳士服専門店にも男性用、女性用ともに数珠を売っています。
我が家の場合
大学生の子供の喪服を買いに車で5分の場所にある洋服の青山に行きました。
礼服の試着を済ませ、黒のネクタイを選んでいるとその横に数珠と数珠袋、袱紗が置いてありました。
数珠は、車で20分の場所にある仏具店に行かなければと思っていたのですが、青山だけですべて揃えることができました。
はるやま、AOKIにも売っています。(電話で確認済み)
ほぼ間違いなく数珠を売っている店
数珠を販売しているか、電話で確認してお店に行くほうが安心です。
- フォーマルウェア売り場のある大型ショッピングセンター(イオン、イトーヨーカドー、アピタ、西友など)
- しまむら
- ドンキホーテ
- ホームセンター
- 100円ショップ
フォーマルウェア売り場のある大型ショッピングセンターでは、フォーマルウェアと一緒に数珠などの小物も販売しています。
ホームセンターは、お線香やろうそく売り場、もしくは仏具売り場においてあります。
しまむらでも数珠を販売しています。売り場は店舗によって異なるため、お店の人に確認するのが一番早いです。
ドンキにも取り扱いがあることがあります。売り場は店舗によって異なるため、お店の人に確認するのが一番早いです。
最近は100均でも売っていますが、正直おすすめしません。
慌てて100均の数珠を購入するくらいなら、あえて数珠を持って行かない選択をしてもいいと思います。
自分の年齢や立場を踏まえた上で100均の数珠でよいのかどうか考えて購入しましょう。
通夜や葬儀で数珠を持つことはマナーのように思われますが、絶対に必要というものではありません。
クリスチャンの友人(日本人)は、数珠を持たずに葬儀に参列しています。
数珠を売っている可能性がある店
- 葬儀場・斎場
- 駅の売店
- コンビニ
買いに行く時間がないなら葬儀場で販売しているか電話で確認をしてみることです。葬儀場によっては購入ではなく貸出をしていることもあります。
駅の売店で黒のネクタイと一緒に見かけたことがありますが置いていない売店もあります。
またコンビニ(特に葬儀場近くのコンビニ)には数珠を置いているという話を聞いたことがありますが、今回葬儀を執り行った斎場近くのコンビニには置いてなかったです。
売店やコンビニは、あてにしないほうがいいですよ。
子供の数珠は必要?
ご焼香ができる年齢なら未就学児であっても数珠を用意しておくべきです。
子供の数珠は高額な数珠を用意する必要はありません。
おじいちゃん・おばあちゃんのお下がりでもいいですし、それこそママの手作りの数珠でもいいです。
葬儀に間に合わない場合は、なくても問題ありません。
ちなみに我が家は、洋服の青山で購入した数珠は孫ができたらと思ってしまっています。ちょっと気の遠い話ですけどね…。
数珠を購入するタイミングは?
数珠の購入は買おうと思った時に買っておくべきです。
幸せなことに、うちの子供たちは今まで葬儀に参列することがありませんでした。
制服がなくなったら(高校を卒業したら)礼服や数珠などを一式そろえておかないと、とは思っていたのですが思っているだけで購入には至っておらず今回の訃報で反省しました。
今すぐに必要なものではないのでどうしても後回しになってしまいがちですが、持っているに越したことはありません。
今、この記事を読んでるなら忘れないうちに購入しましょう。
今回は、あまりにも急すぎて洋服の青山で一番安い数珠を購入しました。葬儀が終わり落ち着いたころに母から「子供達の数珠は安物でしょ」と言われてしまいました。見る人が見たらわかるんだな・・・
「もうオモチャにするような年齢ではないのだから恥をかかないよう、それなりの物を用意してやりないさい」と言われ改めて子供達の数珠を購入しました。香源 お数珠総本家
数珠の保管はフォーマルバッグや袱紗と一緒に
急なお葬式で数珠がない(*_*)
時間に余裕がないなか賢く動くなら、まずは葬儀場に確認してみることです。
バタバタするでしょうが、そんなときこそ落ち着いて会社から自宅、自宅から葬儀場までの道中に紳士服専門店や大型ショッピングセンターなどがないかな? と思い浮かべてみてください。
数珠はいつ急なことがあっても慌てないためにも早めに用意し、フォーマルバッグや袱紗と一緒にしまっておくこと。
また、クリーニング済みの喪服のポケットに入れておくのもいいですね。その際は、数珠をそのまま入れるのではなく数珠袋に入れからポケットに。