離婚のときに持家をどうするか?
誰も離婚することを考えて戸建やマンションの購入をしないですよね。むしろ念願のマイホーム♪ だったとも思います。
しかし、人生なにがあるか分かりません・・・。いざ離婚となったとき、持家をどうするか?
今回は、私が離婚を考えた時にこの家どうしよう? と思い、旦那に内緒で自宅(マンション)の査定をし、こっそり相場を調べた方法をご紹介します。
旦那に内緒で「イエウール」で家の査定を依頼しました!
私は、旦那に離婚の話をする前に持家(マンション)をどうするか? 売却する場合はいくらで売れるのか? が気になりました。
何故なら、この持家が負の財産になる可能性が高かったからです。
というのも、住宅ローンを組んでいるので残債より高く売れたらいいのですが、もしも追い金(残債より低い金額で売れた際、残りの残債を一括返済する必要がある)が発生したらマイナス分も共有財産になります。
なので、まずは家の査定をして、ざっくりでも売却額を知りたいなと思い机上査定を依頼してみようと思いました。
私は、実際に自宅の査定を依頼したことがある友人に相談して、どのサイトで査定を依頼したらしつこい電話がかかってこないかを教えてもらい「イエウール」というサイトで査定の依頼をしてみることにしました。
実は昔、ネット上で引っ越しの一括見積もりを依頼したとき、その直後からひっきりなしの電話攻撃にあい仕事中で困った経験があったので、こういった依頼をするときはちょっと警戒してしまいます。
イエウールの査定依頼方法
- 住所や専有面積(戸建の場合は土地面積も)、間取り、築年数、物件名義人との関係などの入力
- 氏名や電話番号、メールアドレス、依頼の理由を入力
- 査定方法(訪問査定または机上査定)の選択
- 査定会社の選択&査定を依頼
公式サイトに60秒入力で査定額がわかる!と書いてあるけど60秒には程遠く6分もかかってしまった・・・。(私はスマホを打つのが遅いのか?)
1.住所や専有面積(戸建の場合は土地面積も)、間取り、築年数、物件名義人との関係などの入力
仕事の昼休憩終了間際にイエウールで査定依頼を始めました(笑)
当然ですが、すべて正直に書きました。我が家はマンションなので土地面積は必要ありませんでしたが、戸建の場合は、土地面積の入力もしなくてはならないと思います。
わかる範囲で、できるだけ正確な情報を入力するほうがいいです。
全く分からない場合は、近くの法務局に行き登記簿謄本を取得すると分かります。誰でも取得することができます。取得方法は法務局で聞くと教えてくれます。
2.氏名や電話番号、メールアドレス、依頼の理由などを入力
個人情報も正確に入力しました。電話番号は携帯電話の番号、メールアドレスは私個人のアドレスにしました。家族共有のアドレスは使いません。
3.査定方法(訪問査定または机上査定)の選択
査定方法は、訪問査定と机上査定のどちらかを選ぶことができます。
私は、机上査定を選択しました。
4.査定会社の選択&査定の依頼
最終項目まで進むと査定会社の選択画面になります。
査定依頼は、最大6社まで可能なのですが、我が家の場合、住んでいる地域によるのでしょう査定可能な会社が2社しか見つかりませんでした。なので2社両方に査定依頼をすることにしました。
ここは、個人の自由なので1社だけでもいいですし、6社見つかれば6社すべてに依頼してもいいですが、だいたいの売却額を知るためなので2社くらいで十分だと思います。
最後に、無料査定スタートをクリックして終了です。
イエウールから確認メールが届く
その後、イエウールからこのような確認メール届いていました。
旦那に内緒で持家の相場を知ることができました!
査定を依頼した日は、私が住んでいる地域の不動産屋は定休日だったため、当日に連絡が来ることはありませんでした。
査定依頼をしたA社(大手不動産屋)とのやり取り
最初に連絡がきたのは、翌日の夕方でした。仕事が終わった直後に携帯電話に着信がありました。その電話には出そびれてしまい留守番電話にメッセージが残っていました。
その直後、下記のメールが届きました。
帰宅後に連絡があっては面倒だったのでこちらから連絡を入れました。
その時のやり取りは、
不動産屋:住み替えですか?
私:はい。
不動産屋:詳しく見積もりをするために良かったら訪問して査定しますけど。
私:訪問せずに査定する方を選んで申し込んだんですけど・・・。
不動産屋:分かりました。それでは登録いただいているメールにPDFで送らせていただきます。
私:お願いします。
終了。
あと、ローンの残債も聞かれました。その翌日に査定額や売却の流れなどがまとめられたPDFが添付されたメールが届きました。
査定依頼をしたB社(地元の不動産屋)とのやり取り
もう1社の方は、メールのみの連絡がきただけで電話連絡は一切ありませんでした。まず、下記のメールが届き、質問事項を記入して返信しました。
その後、下記の返信メールが届き、マンションのポストに査定の報告書が入っていました。
イエウールで机上査定をした結果は?
・大手不動産会社A社の査定結果
・地元の不動産屋B社の査定結果
A社の方が査定額が高かったのですが、この売却金額では住宅ローンの残債の方が多く追い金が発生するので断念するしかありませんでした(>_<)
査定をしてもらってからその後
それから5日後にイエウールから下記のメールが届きました。
査定をしていただいた2社からは、A社(大手不動産屋)から1度だけ電話がかかってきました。その時は、「ローンの残債があるので厳しいですね」と答えました。
その後は、しつこい電話、メールなどまったくありません。
旦那に内緒で持家の査定をする際に気を付ける点
今回、私は机上査定を依頼しましたが、依頼した2社のうち1社からは電話がかかってきました。
かかってきた時間が問題なかったので良かったのですが、旦那と一緒にいるときにかかってきていたら・・・と思うとちょっと怖いです。
電話に出ないと怪しまれるし、出てもよそよそしい話し方をしていると怪しまれるので。
とはいえ、電話がかかってくる時間帯は査定依頼した会社の営業時間内なので旦那さんが休みの日を外して依頼すれば問題ありません。
相場はあくまで相場
実は私、昔に不動産屋で働いていたことがあるので、ほんのちょっとだけですが知識があります。
机上査定の場合は、専有面積や間取り、築年数などから不動産屋が事例を調べて相場を出してくれます。
あくまで相場であって実際の金額を算出するには訪問査定をしてもらい家の中を見てもらわなければわかりません。
例えば、1年前に水回り(キッチン・洗面・お風呂・トイレ)をリフォームしていたら売買価格が上がります。
逆に15年住んでいるけど一度も手を入れたことがなければ下がってしまいます。
というのも、買う人がハウスクリーニングだけですぐに住むことができるのか? リフォームしないと住めないのか? というのも重要になります。
現在の住まいを新築で購入された方は、すべて真新しい状態だったでしょうが中古で購入する場合は、あちこち気になります。
クロスの汚れや焼けだって気になるものです。
あと売却時期によっても変わってきます。
我が家はマンションなのですが、同じ棟内で同じ間取りの部屋が売りに出ている時は競合してしまうので売買価格を下げないと売れないこともあります。
戸建の場合でも同じで、近隣に似たような物件が売りに出ている時は、競合してしまいます。
机上査定の場合は、あくまで相場であることを覚えておいてください。
最後に
離婚は本当に大変です。すっごいエネルギーがいりました。
特に養育費や財産分与のお金に関する問題は双方に主張が違い苦労しました。持家の相場を知ることで考え方が変わることもあります。
うちの場合は、相場を知って売却は難しいなと思いました。
子供たちが転校はしたくないと言ったので校区内で賃貸住宅をスーモなどで調べてみたのですが思っていた以上に家賃が高かったので旦那に離婚の話をしたとき、子供達が高校を卒業するまでこの家に住ませてほしいとお願いしました。
我が家の場合は、このような結果になりましたが、もちろん売却で利益がでることもあるので何も知らなかったら旦那に全部取られるかも?(うちの元夫だったらやりかねない)
持家の場合は、離婚前に「家の値段」を知ってるおくべきです。