屋台で食べたいちご飴が美味しかったから家で手作りいちご飴を作ったけど、うまくいかなかった…。
パリパリのいちご飴ができる予定だったのに、飴がべちゃべちゃになって固まらなくて困った、固まったけど結晶化しちゃった…など、、、
- どうして失敗したの?
- 何がいけなかったの?
ということで、いちご飴が固まらない原因と対処法、結晶化する原因と対処法、成功する「いちご飴」の作り方をご紹介しますね♪
いちご飴が固まらない時は冷凍庫に入れると良い?
答えは「NO」
冷蔵庫・冷凍庫に入れ、冷やしても凍らせても固まりません!
いちご飴が固まらない原因と対処法!
飴が固まらない原因は3つ!
- 分量を間違っている
- 温度が低い
- 煮つめが足りていない
それでは、対処法を見てみましょう。
分量を間違っている
そもそも、分量を間違っていては固まる物も固まりません。
- グラニュー糖:200g
- 水:50g
砂糖と水は、4対1
そして、いちご飴の砂糖はグラニュー糖がもっとも適しています。
上白糖でも作れないことはないですが、グラニュー糖で作った飴よりベタベタした仕上がりになります。
それは、上白糖がもともと水分を含んでいるからです。
温度が低い
砂糖水を150~160℃程度まで加熱する必要があります。
温度が少しでも低いと固まりません。もしくは、固まってもすぐに溶けてしまいます。
特に、いちご飴は苺の水分が出るので一瞬固まったように感じてもすぐに溶けてしまいます。
飴の煮つめが足りていない
砂糖水がうっすら黄色く色づくくらいまで煮つめます。
煮立ってきてから時間にして6~7分くらい。
目安としては、煮立った砂糖水をお箸の先につけて水に浸してカチッと固い飴になったら完成です。
いちご飴が結晶化する原因と対処法!
白くザラザラした部分ができてしまった…。
それは、飴が結晶化したのです。砂糖水に衝撃を与えたからです。
その原因は、2つ!
- かき混ぜない
- 強火にし過ぎない
それでは、対処法を見てみましょう。
かき混ぜない
火にかけた鍋を揺らしたり、かき混ぜたりしませんでしたか?
鍋を火にかけたらスプーンや箸などで「かき混ぜない(さわらない)」 いっさい手を触れないことです。
混ぜたくなる気持ちわかりますが絶対に混ぜないでくださいね!
強火にし過ぎない
最初は強火で沸騰させるのですが、ほどほどの強火で沸騰したら火を弱めます。
火が強すぎると鍋の内側に砂糖水の飛び散りが多くなり、そこから結晶化が起こります。
刷毛(ハケ)をお持ちなら、水をつけた刷毛で飛び散りを取り払うと良いですよ。
失敗しない「いちご飴」の作り方
いちご飴の材料
- いちご
- グラニュー糖:200g
- 水:50cc
- 竹串
いちご飴の作り方の手順
1.イチゴをきれいに洗う
2.イチゴのヘタを取る
3.キッチンペーパーでイチゴの水気をしっかりふき取る
4.串にさす
3.砂糖と水を鍋に入れて火にかける
4.沸騰し大きな泡ができて煮立ってきたら火を弱めの中火にして150~160℃程度まで加熱
3.泡が少なくなり若干黄色く色づくくらいまで煮つめます
4.火を止めて濡れふきんやタオルの上に乗せイチゴに飴を絡める
できあがった「いちご飴」は、早めに食べましょう!