バスタオルの黒い斑点の正体はズバリ「黒カビ」
「カビ=汚い」ですが、漂白や煮沸(煮洗い)して殺菌すれば使えます。
それでも気持ちが悪ければ捨てましょう(笑)
この記事では、
- バスタオルについた黒カビの取り方
- バスタオルにカビさせないための予防方法
をご紹介します。
バスタオルの黒い点々の正体は「黒カビ」だ!
毎日使うバスタオル。もちろん毎回洗っています。なのに何故かバスタオルだけに黒い点々がいくつもあり、気が付いたら広がってる。
その正体は、「黒カビ」
せっかく綺麗に洗った体や髪の毛をカビたバスタオルで拭くなんて気持ちが悪いですよね・・・。また、人体への影響も気になるところです。
「黒カビ」による人体への影響は少なからずあります。例えば、アレルギーや感染症、中毒症です。
ただし、黒カビの付いたバスタオルで顔や体を拭いただけが原因ではありません。
カビと無縁の生活をするのは正直、難しいのですが、目に見える黒カビの付いたバスタオルを使い続けるのは抵抗がありますよね。
では、黒カビが付かないバスタオルってあるのでしょうか?
残念ですが絶対にカビが生えないタオルはありません。
抗菌タオルは気持ちカビが生えにくいですが、完璧にカビを防げるわけではありません。
バスタオルの黒カビの落とし方は漂白か煮沸消毒
実は、バスタオルに付いた黒い点々は取れません。一度ついた黒カビの色素(黒の点々)は頑固なので基本的には取れないと思ってください。
黒カビを落とすというのは、殺菌することで黒カビ自体を死滅させることです。
色柄物のバスタオルのカビは酸素系漂白剤で落とす
45度~50度くらいのお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤(ワイドハイター粉末タイプやオキシクリーン)を溶かして、1~2時間程度つけ置きします。使用量は、パッケージで確認してください。
注意液体の酸素系漂白剤は、漂白力・除菌力が劣るので必ず粉末タイプを使用しましょう。真っ白いバスタオルのカビは塩素系漂白剤で落とす
45度~50度くらいのお湯に塩素系漂白剤(ハイターやブリーチ)を入れ30分~1時間程度つけ置きします。使用量は、パッケージで確認してください。
塩素系の漂白剤は、強力なので黒カビの量によってはカビの色を脱色できるかもしれませんが、あまり期待しないように。
もちろん、酸素系漂白剤を使用してもOK!
注意強力なので生地が多少痛みます。また、ハイター独特の臭いが気になる人はやめましょう。頑固なバスタタオルの黒カビには煮沸消毒で落とす
読んで字のごとくお鍋を使って「煮洗い」をします。
煮洗い方法
1.大きめの鍋(ステンレスかホーロー)にお湯を沸かします。
2.弱火にしてお湯1リットルに対して粉末洗剤と酸素系漂白剤をそれぞれ小さじ1杯入れて溶かします。
3.お鍋にバスタオルを入れて15分~20分程度、弱火でグツグツ煮る。(吹きこぼれることがあるので目を離さないように気をつけましょう)
4.煮終わったら水でよくすすぎ洗濯機で洗います。
料理鍋に洗濯洗剤を入れることに抵抗がある場合は、洗剤を入れずにお湯で煮洗いするだけでも黒カビは死滅しますよ。
我が家の場合は、厚手で大判のバスタオルばかりなので一番大きな鍋でもバスタオルが入らなくて断念しました(+_+)
バスタオルの黒カビの予防は?
バスタオルに黒カビが発生する原因は「湿気」です。なので、バスタオルを湿ったままにしないこと。
入浴後の濡れた体や髪の毛を拭くのですから当然、バスタオルは濡れた状態ですよね。
- ・そのまま洗濯漕の中に入れる
- ・丸めて洗濯かごなどに入れる
本来なら、使用後すぐに洗って干すのが一番よいのですが、夜遅くに洗濯機をまわすと近所迷惑になるご家庭も。
すぐに洗濯できない場合は、広げてハンガーやピンチに吊るしたり、椅子の背にかけるなどしておきましょう。
ポイントは、素早く乾かす!
洗濯をする際は、バスタオルを折りたたんだままや丸めて洗濯機の中に入れるのではなく、洗濯漕の一番下に広げて入れるとまんべんなく綺麗に洗えます。
洗濯後は速やかに干しましょう。せっかく綺麗に洗ったのに何時間も洗濯槽に入れっぱなしにしていたら、すぐに黒カビが生えてしまいます。
薄くて乾きやすいバスタオルにするのもありですよ。(肌触りが気に入らないもしれませんが・・・)
最後に
カビは湿気のある場所で繁殖するので使用後の一手間と洗濯後に素早く干すことで予防できます。
これだけ手間をかけているのにも関わらず、新しいバスタオルに黒カビが発生するようであれば、洗濯機が原因かもしれません。
定期的に洗濯漕のお掃除をすることも忘れずに!