お店で包装をお願いするとやってもらえる本格的なラッピング方法「斜め包み(デパート包み)」
なぜ斜め包み(デパート包み)をよく目にするかというと、一番綺麗な仕上がりになるからです!
斜め包み(デパート包み)のコツは、ひと折りひと折り箱に沿うようにピッチリと折ることと、途中で箱がズレないようにしっかり手で押さえながら折り進めることです。
そのためには、包装紙の大きさと箱の向きも重要になります。
もし手で押さえるのが難しければ、セロハンテープで止めながら進めるとやり易いですよ。
難しく感じるかもしれませんが、1つ1つの工程を写真付きで詳しく説明しているので、折り紙を楽しむような感覚でチャレンジしてみてください。
ギフトボックスをデパートで買ったみたいにラッピング
- ボックス
- ラッピングペーパー
- 可愛いシール
- 糊(両面テープでも可)
- カッター
- カッティングマット
- 定規
デパート包み(斜め包み)の包装紙の大きさと箱の向き
1:まずラッピングペーパーの大きさが合うかチェックします。包装紙の左上に箱のふたを下向きに置いて、箱の上部を十分に包み込むように折ります。
2:そのまま箱の位置をずらさずに包装紙を戻します。
3:箱の軸をずらさずにパタンと箱を立てます。
4:もう一度、箱の軸をずらさずに箱を倒します。
この時点で、箱とペーパーのバランスが下の画像より大きすぎたらカットしましょう。
5:この位置から折っていきます。今の時点で、箱のふたが上向きになっている状態です。
まず画像のように右下の角からペーパーを箱に沿うように折ります。
6:箱の右側から折っていきます。箱の辺に沿うように、右側のペーパーに谷を作ります。
7:「6」で折った場所がずれないように左手で押さえながら次の工程へ進みます。
8:右側のペーパーを谷ごと箱に折りたたみます。
9:箱に折り込んだ時に、包装紙とボックスの辺がきちんと合うようにします。
10:「6」で作った谷と同じ要領で箱の右上に谷を作ります。
11:右側から見るとこの様になっています。
12:谷をしっかり保ちながら箱をパタンと倒していきます。
13:ゆっくりと箱がずれないように…。
14:箱を倒してこの様になります。
辺と包装紙がキッチリ合っていますか? ゴールはもう少しです!
15:箱に沿うようにペーパーを折り込みます。(画像親指の場所)
16:左側のペーパーを箱にかぶせます。
17:最後の折りたたみ工程です。「15」と同じように箱に沿うように包装紙を折り込みます。(画像人差し指の場所)
18:包装紙の角部分を画像のように折ります。
角の頂点がど真ん中に来れば理想ですが、少しズレてしまいました…。でも大丈夫! 少しの工夫でさらに綺麗に仕上げていきます。
19:包装紙の角が真ん中になるように余計な部分を裏に折り込んでしまいます。
20:裏はこの様になっています。
21:さらに角部分を画像のように折り込みます。
22:お気に入りのシールを貼って完成!
23:表はこのようになっています。
デパート包み(斜め包み)のラッピング方法のまとめ
工程は多めですが、1つ1つ丁寧に折っていき最終的にキッチリ綺麗に包装できたときは気持ち良いですよ!
店員さんがスパッスパッと器用にペーパーを操るように包装するのを目にしますよね。
同じように綺麗にラッピングができたらプロの仕上がり! あたかもデパートで買ったプレゼントのようなラッピングになります(笑)
いざ贈り物のときに綺麗に折れるように、新聞やいらない紙などで暇つぶしがてら練習してみては…(笑)
柔らかめの薄い紙が折りやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
>>プレゼントのリボンの結び方