離婚届けの用紙に記入押印がすんだら、あとは提出するだけです。では、誰が離婚届を役所に持っていき提出するのでしょうか?
離婚届は、誰が提出してもOKです。
夫でも妻でも、もちろん離婚する夫婦二人で出してもOKです。それこそ、離婚する当事者が提出しなければならない義務や法律はありません。
この記事では、離婚届けは誰が提出すのか?提出の際の注意点を詳しくお話しますね。
離婚届の提出は一人で出す?
離婚届は、離婚する夫婦の夫もしくは妻のどちらか1人が役所に提出に行く場合がほとんどです。しいて言えば、妻が多いです。
夫の扶養から外れるので健康保険証の手続きなど、離婚後すぐに必要な手続きをスムーズに行うことができます。
子連れ離婚で子供の親権者が妻になる場合は、離婚届を提出したら今後の手続きを教えてくれます。
離婚届の提出を夫婦で出すのは変?
離婚届を夫婦二人で提出に行くのは変ではありませんが、かなり少数派だと思います。
もちろん、ダメではないので夫婦の最後の共同作業として一緒に提出に行っても問題はありません。
夫婦で届出に行けば記入漏れや記入ミスなどの不備があった場合、その場で訂正できるので必ず提出した日に受理され離婚が成立します。
ただし、印鑑を忘れずに持って行きましょう。
離婚届の提出は本人以外の代理でも大丈夫?
実は、離婚届の提出は離婚する夫婦でなくてもいいのです。親や子供に代理で提出に行ってもらってもOKですし、知り合いでもかまいません。
余談ですが、離婚する夫婦以外の離婚届を提出した人のことを「使者」といいます。
代理人が提出する場合、委任状は必要?
離婚届を代理人に提出してもらう場合、委任状は必要ありません(不要です)
戸籍の関する重要な書類なのに不思議ですよね・・・
離婚届を提出する際の注意点
離婚届を提出する人が必ず忘れてはならないのが身分証明証を持参することです。そして、念のため印鑑も持って行きましょう。
それ以外は、記入漏れや記入ミスなどの不備がないように再確認しておくことです。(夫婦二人で離婚届を提出しに行く場合は除く)
特に夫婦以外の人が提出する場合、代理人は訂正できません。離婚届の提出をお願いした上、不備があり受理されず持ち帰ることになったら失礼です。
夫婦のどちらか一人の場合も同様ではありますが、「届出人署名押印」欄を間違える人はまずいないと思うので問題ないでしょう。
ちなみに離婚届は「届出人署名押印」欄は必ず本人が書かなければなりませんが、それ以外の部分はどちらか片方が書いても問題ありません。
最後に
離婚届の提出は、夫婦のどちらか1人でも夫婦二人でも代理人でも郵送でもOKです。
離婚届けに記入漏れや記入ミスなどの不備がなければ受け取りされ離婚が成立します。